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ITRON仕様の現状

オープンソース × T-Kernel

T-Kernelと同じようにソースを公開しているオープンソフトウェアは多数あります。 これらの中には、市販の製品と同等以上の機能を持つものが多数あります。 オープンなソフトウェアとオープンなT-Kernelを組み合わせて実現できる世界は無限大です。

.NET Micro Frameworkは、Microsoftが開発した組込み機器向けのアプリケーション開発・実行環境です。

アプリケーション記述はC#で行い、開発環境はVisual Studioを利用することができます。.NET Micro Frameworkで提供される共通言語ランタイム、クラスライブラリは、.NET Frameworkのサブセットで一部機能が利用できませんが、ブートローダ、デバイスドライバなどの機能を包含しています。T-Kernelで.NET Micro Frameworkを使用することにより、Windowsの持つリッチなユーザインタフェースをT-Kernelで利用することができます。また、.NETアプリケーションをT-Kernelの資産として活用することもできます。

 

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.NET Micro Frameworkのアーキテクチャ
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T-Kernelでの.NET Micro Framework実行

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NoTA(Network on Terminal Architecture)は、携帯機器および組込みシステムのためのオープンなシステムアーキテクチャです。従来の組込みシステムでは、各モジュール間の相互接続は、使用するOSやプロセッサの機能に依存していました。

 

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これまでのアーキテクチャ
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NoTAでは、OSやプロセッサに依存する相互接続部分を抽象化したプロトコルスタックにより、組込み機器内のモジュール間通信を実現します。

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NoTAアーキテクチャ
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NoTAアーキテクチャによって実装されたモジュールは、プロトコルスタックを介して相互接続されるのでOSやプロセッサへの依存を排除でき、再利用性が向上します。

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NoTAを使った構成例
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T-Kernelで動作するNoTA T-Kernel portは、noraworld.orgからオープンソースとして公開されています。

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Eclipseは世界的に広く普及しているオープンソースの統合開発環境(IDE:Integrated Development Environment)です。
無料でダウンロードして使用することができます。

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Eclipseの画面
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Eclipseは市販のIDEと同等の機能を持ち、ソースコードの編集からオブジェクトの構築、そしてデバッグまで同一の環境で行うことができます。また、プラグインにより柔軟に機能を追加・拡張できるといった特長があります。

この機能を利用して、T-Engineに対応したEclipse開発環境が各社からリリースされています。

Eclipseで作成したプログラムをT-Engineにダウンロードして実行する事例を紹介します。Eclipseを利用してプログラムの作成、コンパイル、T-Kernelへのダウンロード、実行までをEclipseから制御できます。同様の処理は仮想PCで動作するT-Kernelに対して行うこともできますので、ターゲットハードウェアがない状態でもT-Kernelのプログラムのプロトタイプを開発することができます。

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WebKit
http://webkit.org/

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WebKitは、オープンソースのwebブラウザエンジンです。PCのwebブラウザをはじめ、携帯機器にも移植されています。

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Jsmnは、オープンソースのJavaScript実行環境です。ソースコード・実行形式(バイナリ)がwebサイトで公開されています。Jsmnは実行に必要なリソースが少ないので、ユビキタス・コミュニケータ(UC : Ubiquitous Communicator)やT-Engine開発ボードに実装して組込み機器でのJavaScript実行環境を作りだすことができます。また、Jsmnからカスタムオブジェクトとしてデバイスドライバを呼び出すこともできます。

例えば、UCでは以下のデバイスを扱うことができます。

  • RFID、バーコードリーダ、カメラ
  • スピーカ、マイク
  • 画面、フォント、ビューポート
  • タッチパネル、ボタン
  • ファイル、ネットワーク

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Windows PCで動作するJsmnEmulatorを使用すれば、ターゲットボードなしでも開発・デバッグができるので、アプリケーションの先行開発が可能となります。

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WideStudio/MWT
http://www.widestudio.org/

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WideStudio/MWTで作成したGUIアプリケーションをT-Engineで実行

WideStudioで開発したGUIアプリケーションは、再コンパイルすることでT-Engineで実行させることができますので、PCでプロトタイプを開発したうえで実機に移植することができます。

WideStudio/MWT(Multiplatform Widget Toolkit)は、マルチプラットフォームでのビジュアル開発を実現したツールです。

コンポーネントと呼ばれるソフトウェア部品を使ってGUIアプリケーションを直感的に設計でき、開発工程を大幅に効率化、簡素化できます。

WideStudio/MWTは、商用利用可能なオープンソースプロジェクトとして公開されています。

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WideStudio/MWTの画面

WideStudio/MWTによって生成されたGUIの処理はCPUのネイティブコードで動作します。このため、低スペックのCPUや少ないメモリでも十分な性能を得ることができ、組込み機器の低コスト化が可能です。また、WideStudio/MWTはC言語やC++だけではなく、Java、Perl、Ruby、Pythonによるアプリケーション開発も可能です。

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マルチプラットフォーム/マルチランゲージ環境
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SH/M32R T-Engine Home Page
http://www.superh-tkernel.org/

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SH/M32R T-Engine Home Pageは、SH/M32R T-Engine上で動作するさまざまなソフトウェアや情報を公開しています。

GNUツール、デバイスドライバ、T-Monitor 、ミドルウェア、各種ドキュメントなどを無償で入手できます。T-Engineフォーラムが配布するT-Kernelと組み合わせてオープンソースでの環境構築が可能です。

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